5月に入り、そろそろ終盤のヤリイカ。今シーズンは3回目ですが、ずっと20杯を越えられずいつも不完全燃焼。
腕の差、仕掛けに着座位置など、海の状況とは別としても色々と要素がありますが満足して締めくくりたいと早起きして行ってきました。
12名ほどだったでしょうか。それ混み合ってませんでしたが、北上したイカを求め千葉県からも来ている人がいました。
いや、渋い。これは苦戦すると開始早々思いました。自作9本針で開始しましたが、全く中がありません。周りでポツポツ上がっても単発や、船首側で終わってしまい続きません。鯖が少なくて良かったなんて場合じゃありません。どんどん時間が過ぎていき、流石に焦りを過ぎてあきらめムード。そこで気分転換かねて仕掛けを久々に既製品に変更してみました。
5本針のスッテがないシンプルなものに変更。
これが功を奏してポツポツと中が出始めます。ただ、安いだけあって?回転ビーズ仕様でないためか直ぐハリスにヨリが出てしまいグチャグチャに。ポイント移動中に自作の仕掛けを取りだしハリスを結び直して再開しました。
まったりムードで置き竿にしている人も多かったですけど、教科書通りの10m巻き上げからの着底や、誘い。スロー巻きなどで拾い釣りができました。
ただ、取込の際には既製品なのでプラヅノのピッチなどしっくりしないことなどもあり海面で渋い中に3杯も落としてしまいもったいなかった。水深も50m程で浅い事と、貴重なヤリイカを足切れで逃したくないためゆっくり巻き上げ、途中の抵抗も竿でイナしていたのですがこのざま。カンナが食い込んでいなかったのか隣の人にも巻きが遅すぎるのでは?とのアドバイスから少し早め(速度は18~20/30)にしたところ取りこぼしが収まりました。とは言え万事休す。
最終的は、ヤリイカ11杯にサバ2つ。竿頭27杯だったそうでどうしましょうね。回数こなせば上達するのとは違う気がします。もう、センスなのかな。
晩には、この本にある柚子こしょうパスタを作りました。柚子こしょうは、昨年唐辛子(げきから)を栽培したので道の駅で農家の青柚を買って作った自家製。トッピングの青葉も種から育てて水耕栽培しプランターへ定植したものを使った和風ペペロンチーノですけど、冷凍食品のペペロンチーノには勝てませんでした。
美味しいけど乳化しないソースとなんかコクがない。ペペロンチーノはうまく作れた試しがないです。難しい…
でも、お刺身とサルサソース炒めは絶品でした。
番外編として、船の定着場に赤なまこを見つけたらしく、網で掬って取ってくれたものをお土産にいただきました。
YouTubeなどで処理の仕方を見ながら食べてみました。柚ポンと合わせただけですけどコリコリの歯応えが癖になります。珍味のこのわたも造りかけたのですけど砂の処理が大変なのであきらめました。