知人と4人での釣行でした。先日は波が高く一度は中止となり、ヒラメが始まったため違う船に(幾三演歌が流れる船と書けばわかりますかね。)予約してテンヤを楽しんできました。
昨日から海は荒れ、本日は少し収まりましたがうねりと濁りが強いシビアなコンディションでした。
水深20mほどで浅いのですが、船は満員御礼19.5トンの船に総勢20名以上乗っているため窮屈感は強かったです。
左舷の胴の間からミヨシにかけて4名並びポイントは45分ほど北上した高萩沖。さくら宇宙公園のパラボラアンテナが見える沖合です。
調子の良いときであれば、開始早々船上の誰かしら釣り上げるのですが、本日はエサ取りの反応すらない状況で、苦戦が強いられる日になりました。
テンヤ6号で最初にかかったのはイナダ。その後もドラグを引き出す魚がかかったのですが、あと数メートルの所でお祭りしてリーダーからラインブレイク。おそらく青物でしょうが、横に走られると皆さんを巻き込んでしまってシンドかったですね。
それからは4号テンヤでふわりふわりと、こまめに入れ替えを重視して落とし込みますが小さな真鯛を2枚ほど釣り上げた後は無の時間との戦いでした。
ミヨシに乗る貸し道具の人がほとんど誘うこともなく底べったりでコンスタントに釣り上げているので、8号に変更し濁りがきついので夜行テンヤで同じように狙いました。
それが功を奏したのか4枚ほど追加して納竿となりました。多い人はツ抜けしていたようですが、周りはそんな釣れている様子もなく、今回は左舷側が終日潮下であったこともあり、右舷のトモ側の人はうまく数を伸ばしたのかもしれません。
船を降りた後、片付けをしていると他の船のお客さんが、この船は釣れたかい?と聞いてきて、あの船全く釣れなかったよ。とちょっとオカンムリ。まぁ、わからなくもないですが今日はどちらにしても厳しかったと思います。
釣果情報を見るとバラつき多く、だいたい同じエリアにいた場合ですが、沖合にいた船はそれなりの釣果を出していたので、やはり濁りを避けてもう少し深場に行ってほしかったです。でも、初心者の人も多く満員御礼だったので、お祭り騒ぎで釣りにならなかったかもしれません。うねりで横のミヨシ側に座った2人は交代しながら海に向かって撒き餌していましたから。港を出てから着くまでの約6時間時間、ずっと辛かったでしょう。